カテゴリ:文系 |
「あんた、ちょっとやめてよ!これはひろみの給食代だよ!!」 「うっせぇ!俺はあれがねぇと生きていけねぇんだよぉっ!」 妻、夫の脚にしがみつく 「あんなものに大事な金をつぎ込まないでおくれよ!!」 「るっせぇんだよ!俺が稼いだ金だ、俺がどう使おうとおめえらには関係ねぇだろうが!!!!」 妻を蹴り飛ばす 「あぁ…」 妻号泣 家を飛び出す夫 30分後 「へへへ、買ってしまったぜ。これは一度やるとやめられねぇんだよなぁ」 「たまんねぇぜ。15分で4倍だぜ?上等じゃねぇか。いっそのことかみさんもこいつの虜にしちまうか。この増えるわかめのよぉ」 ばりばりばりばり… 男がわかめを噛み砕く音が夕暮れの公園に響き渡った あたりはすっかり冬の色である。諸行は無常である。 しかし、男の口はいつも磯臭い ![]() ゴッゴルヤッヒョイ |
なにかにつけて反抗し、町へ出ては友人とつるんで悪さをする少年がいた。朝は母親を殴り蹴飛ばし、学校に行っては壁に落書きをしたり、窓ガラスを割り、下校後はその辺の子供から資金を調達する。そんな毎日を送っていた。 ある老人が彼に言った 「お前は寂しがりやだなぁ。」 彼にはその意味がわからなかった。この言葉がきにかかりつつも彼はなにも変わらない日常を送っていた。ある日、家で一人でゲームをしていたとき少年は思った。 「退屈だ。仲間を呼んで暴れるか」 彼は友人の携帯に電話をし、待ち合わせ場所を指定してからハッとなった。 「俺は一人になるとそとで暴れたり、わざわざ親の前に現れてはむかついたりしている。なんでわざわざそんなことするんだ?なんでそんなことが楽しいんだ?単車で暴走してなにが楽しいんだ?ただ道を蛇行しているだけじゃないか。」 そこで彼は自分を客観的に見つめた。初めて自分を外から見つめた。 先輩の単車の後ろに座り、パトカーを挑発する自分。なにがおかしいのかしらないが、へらへら笑っている。道行く人々の冷めた視線が心地よい。俺はひょっとして、この視線を得るために遊んでいたのか?人から注目されたいばかりに。彼はそれから数日悩み続けた。そして、ある答えに達した。自分が今までしてきたことはすべて人に注目されるためだったんだと。そんな意味のないことにどれだけの時間を費やしてきたのだろうか。 ![]() ゴッゴルヤッヒョイ |
室井佑月さんがバレンタインデーの小説どんなんが良いか問うておられた。 よって、今世紀最大の文豪、悠介がちょーーーーーーバレンタイン!な小説を書いてしんぜよう。 という物語。 そうだね、男の視点からバレンタインデーについて見ていこうか。 チョコレート売り場は煌びやかだった。 「なんだよ、こんなもん。あと数時間もすれば値下げされていっせいに処分されていくだけのものじゃないか。だいたいなんだよ、この無駄な外装は。いくら着飾ってもチョコレートはチョコレートなんだよ!」 と一人憤りながらスーパーを後にした。私は彼女いない暦19年の大学2年生。名前はまだ無い。んなこたあない。名前は輝夫。特技は天空×字拳。 寒さで自由が利かなくなった手をすり合わせながら家に帰ってカップラーメンを食った。俺の彼女はこのカレー味のカップラーメンなんだよ。なにが義理チョコだ。チョコレート会社の陰謀に踊らされているともしらずに(多くの場合は知っているとおもうが)キャーキャー言いやがって。チョコなんかよりこのラーメンのほうが100倍うまいんだ! ピンポーン そのとき、彼の部屋のインターホンが鳴った。 「誰だ?こんな日に。」 誰かがこの俺にチョコレートをもってきたのか?いや、そんなことあるはずがない。だって俺は童貞なんだ。さえない男なんだ。だれがそんな俺にチョコレートなんてもってくるんだ。どうせ、俺と同じ境遇のもてない悪友がさびしさを紛らわすために遊びに来たのだろう。なんと女々しいやつだ! なんていう想像をしながら玄関を開けた。 そこには、見たことのある女が一人たっていた。 「すみません!」 女はおもむろに口を開くと何かをポケットから取り出した。 「新聞代2か月分、6000円お願いします!」 こんな日に新聞の集金だった。 男輝夫、心のみならず懐まで寒く2月14日を終える。 ああ、ますらをよ。おはんの将来に幸があらんことを! 完 やべぇ、やべぇよ!!こんな作品… ノーベル文学賞いただき。 「大和魂が見事に織り込まれた作品であり、読者の想像力を書きたてるすばらしい作品である。だからあげる、文学賞(倒置法)」 「ありがとう」 自分の才能にまいっちんぐ♪ 彼は妄想の世界に入り浸ったまま眠りの世界に誘われた。 これで、天才文豪悠介についての小説を終わる。 【本当に完】 洋服を買った理由 |
ポネソニック黄色い菜の花畑が広がる丘に一本の小川が流れていました。お日様の光をキラキラと反射してまるで光が波打っているようです。その小川の中にめだかの学校がありました。大きな先生と大きさのあまり変わらない小さな生徒たちが川の窪地で授業をしていました。 「みんな九九を早く覚えましょうね」 「はぁーい」 「それでは今日の学校は終わります。みなさんさようなら」 「先生さようならー」 授業が終わるや否やめだかの子供たちはいっせいに泳ぎ出しました。小さなあまり大きさの変わらないめだかたちの中でも一番小さなめだかのヨピと一番大きなめだかのクオは一緒に下校していましたが、クオがあることを思いつきました 「よしヨピ、ここからあの流木まで競争だ」 「うん、いいよ。じゃあ、負けたほうが今晩の食事を調達するっていうのはどうだい」 「よーし、じゃああの葉っぱの影があそこの大石のてっぺんに着いたらスタートだよ」 大きな枯葉がこの小さな小川を流れてきていました。 「さあっ、スタートだ!」 ヨピは精一杯泳ぎましたが、大きなクオには追いつけません。クオは追いつい来ないヨピを見て少し力を抜きました。 「今晩は何もしないでご飯が食べられるぞ。しめしめ。」 そのときです、バッシャーンという音とともにクオの体が川の上、お日様の方へ引き上げられました。ヨピはあっけにとられてしまいましたが、それを見ていたフナのおじいさんがヨピに言いました 「あれは鳥だよ。君の友達は鳥に食べられてしまったんだ。かわいそうに。君も気をつけないといけないよ。」 フナのおじいさんはそういうとヨピをパクッと飲み込んでしまいました。 菜の花畑は夕焼けを浴びて橙色になっていました。小川は魔法の絨毯のようにゆらゆらと流れています。 ![]() ゴッゴルヤッヒョイ |
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